お知らせ
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作成日:2012/02/07
常識と非常識



先日、とある人と確定申告で毎年使っている本の話になり、私が当然のように「A出版社のですよね。」と言うと、「え?B出版社の奴よ」と言われました。更に、
私「確定申告の手引きって、税理士会がくれるんじゃないんですか?」
とある人「くれんよ。要る人は自分で買うんよ。」
今までの私の常識が通用しません。

税理士会の研修もそうです。松山では事前に出席の意思表示が必要です。東京では必要ありませんでした。
良い悪いではなく、そういう決まりです。そういうモノなんでしょう。

「〇△(地名)では〜だった。」「昔は〜だった。」「前の担当は〜だった。」
地域、時代、人によって考え方もやり方も違います。これらの数だけ常識は存在するのでしょう。

案外自分の常識なんて当てにならないものです。相手のいる話ですから。

「ただで何かもらったら税金かかるんかい?」と聞かれたことがあります。「日本は財産をもらった人は贈与税を納める義務が生じます。」と答えると、「税金とられるんかい。ほれやったら、せっかくもらったのに全部使えんやん。もらって損した(?)」と言われました。納税意識の低さと全部使うという発想がいかがなものかという話はありますが、この人にとっては、ただでもらったんだから税金はかからない、というのが常識だったようです。

でも、あまり人の常識を疑うのはやめましょう。人相が悪くなりますんで。
人相が悪くなった私が言うんですから間違いありません。

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