お知らせ
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作成日:2012/01/31
露店の進化?



人の多いところが苦手なので、椿まつりに限らず、おまつりというものには出来るだけ寄り付きませんでした。
したがって、露店を見るのも久しぶりでした。私の露店のイメージは、焼きそば、たこ焼き、フランクフルト、りんご飴、綿菓子、お面、金魚すくい、射的、くじ、といったところでした。しかしながら、実際には、伝統的なこれらの露店のほか、様々な露店が出店していました。肉巻おにぎり、蒜山焼きそば、シロコロホルモンといったご当地B級グルメ系の露店。ケバブ、龍の髭(韓国のお菓子)といった国際系の露店。干し果物、ちりめんじゃこ、干物といった市場系の露店。想像以上にいろんな店があり、よくもまあいろいろと思いつくものだと感心させれれました(私が単に知らないだけかもしれませんが)。

昔ながらの屋台も進化しています。やたらでかいジャンボたこ焼き、割りばしに巻きつけたお好み焼きなど、今までにない形で目を引いたり、歩きながらでも食べやすくしたりしていました。

ただ、問題(?)は昔ながらのクジです。クジの商品として並んでいるおもちゃが、いかにも昔から置いてますといった体の箱の色あせたプラモデルや、もはや流行っていないゲームソフトという露店もありました。その理由を考えてみました。
@仕入当時は最新のおもちゃだったが、目玉景品として使用しているうちに旬が過ぎてしまった
A店主のこだわり
B実は今子供の間で流行っているが私が知らない
Cやる気がない

多分@だとは思いますが、にもかかわらず、妙に子供が集まりクジを引いているのが印象的でした。
これだけネットの発達した世の中ですから、自分の欲しいものを探し出し手に入れることは容易いはずです。にもかかわらず、クジという不確定要素のある手段をあえて選択しているのです。
実は景品が欲しいのではなく、何があたるのか楽しみだ、というドキドキ感を買っているのかもしれません。

ちなみにこのクジ、1回500円でした。「煙草1箱買ってもおつりが来るな」なんて世知辛いことを考えてしまう私は、夢を見る資格がないのかもしれません。








  

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