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あれほど人混みが嫌いだと行っておきながら、最終日の椿まつりにも行ってきました。

ただ、今回の目的は参拝でもなければ、お札でもありません。ましてや屋台グルメでもありません。椿祭りの後宮祭に参加するためです。
松山に戻って間もない頃、ひょんな事からお知り合いになった方から、「椿神社の後宮祭に参加するけん、お前も来い！」と言われ、訳もわからず参加しました。

さすがに最終日だけあって初日ほどの混雑はありませんでしたが、程よいにぎやかさでした。
後宮祭自体、何なのかよくわかっておらず、太鼓でもドンドコ叩いて「祭り終了〜。」なんて掛け声があって祭りが終了する程度のもんかな、と、勝手に想像しておりました。

実際には、背広を着た多くの氏子代表の方々などが本殿の中に集まり、お賽銭がチャリンチャリンと景気よく投げ込まれている横で宮司さんが出てこられて祝詞のようなものを読み上げ、氏子代表衆が恭しく頭を垂れて・・・、とおごそかなのかそうでないのかよくわからない不思議な状況でした。３０分ほどで後宮祭は終わり、そのあと社務所に場所を移しての直会に出席しました。直会は８時半頃終了し神社を後にしたのですが、祭りの最終日のこの時間にもかかわらず、結構な数の屋台がまだ営業していました。聞けば夜の１２時までやるとのこと。夜の１２時には祭りの終わりを告げる何やらセレモニー的なものがあるらしかったのですが、それが見たいと思わせる心を挫くほどの寒さの前に、そそくさと家路に着いたことは言うまでもありません。