---

２月5日、愛媛マラソンが開催されました。今年で５０回を数える歴史のあるマラソンイベントです。コースの変更、距離の短縮など、長い歴史ではいろいろあったようですが、数年前から市民マラソンとなり、昨今のマラソンブームも相まって、いまや７０００人以上のランナーが参加する大きなイベントとなりました。今年は高橋尚子選手や土佐礼子選手、現愛媛県知事などたくさんの有名な方が出走されていたようです。

実は、マラソン自体そう興味はなく、スタートからゴールまで通して見たことはりませんでした。しかし、知り合いの人が出走したり、地元の知っている道がコースということもあり、今回はついつい見てしまいました。
トップのタイムが２時間２０分前後ですので、考えてみれば野球を観戦するよりも短い時間なのかもしれません。マラソン自体は制限時間が６時間らしく、トップがゴールしてからも結局テレビは付けっ放しで、チョコチョコ見ていました。実業団に所属する選手は結果が求められる訳ですから、真剣そのものです。お祭り気分で仮装して参加している人もいます。４時間以内・３時間以内、と自分の中で目標をかかげて参加している人もいます。ペースランナーとして６時間で走り切れるように参加している人もいます。救援ランナーとして参加している人もいます。様々な人がいろんな目標・目的を胸に１つのレースに臨んでいるというのがプロ野球やプロサッカーの試合などとは違っておもしろいなあ、と感じました。

高橋尚子選手がインタビューで「ここ１０年で、マラソンが見るスポーツから楽しむスポーツに変わった」ということをおっしゃってましたが、私の中ではやっと見るスポーツになりました。楽しむスポーツになるのはいつのころやら・・。