お知らせ
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作成日:2012/02/10
怪我の功名



移動手段(?)として自転車を手に入れた訳ですが、実は、手に入れて1週間ほどで落車しています。
ほとんどスピードはでてなかったので大事には至りませんでしたが、右腕を強打し、1月ほどまともに動かすことが出来ませんでした。当然、自転車を運転することは出来ず、日常生活にも支障が出ておりました。とにかく右腕が曲がらない、曲げられない。体重をかけることもできない。腕立て伏せなどもってのほかの状態です。ただ、まっすぐ上に伸ばすことは出来ました。

そこで考えました。「リハビリがてら水泳やってみよう」と。右腕は曲がりませんので当然上に伸ばしたままで左手だけでクロールです。最初はひっくり帰ったり斜行したりと散々でしたが、右腕に力が入らないのとそもそもしんどいということもあったのか、ほどよく力が抜けてきて、だんだんスイーッスイーッと伸びるような感覚がわかってきました。傍から見れば正月の古式泳法を真似しておぼれてるだけ人にしか見えなかったかもしれませんが、確実に以前より楽に泳げるようになりました。

バイクで走ることは出来ませんでしたが、かわりに水泳のコツらしきものを掴むことができました。そういう意味では本当にいい機会でした。

何事も続けていれば不測の事態というものは起こるものです。その不測の事態に遭遇し、自分の思い通りにならなかったとしても、くさらず、投げ出さず、回り道をしているうちに思わぬ効果が生まれてくるものなのかなあ、なんて考えてしまいました。

今は、変な走り方のせいで痛む右の股関節を気にしながら、次なる回り道を模索しています。









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