お知らせ
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作成日:2012/02/17
のぞみ、引退します。



子役の話ではありません。新幹線の話です。

東海道・山陽新幹線で1992年に初代「のぞみ」としてデビューした300系車両が3月16日に引退するとのことです。特段、列車の車両に興味がある方ではありませんが、新幹線は何かとお世話になりました。実際使っているときは、壁際にコンセントのあるN700系を好んで利用していましたが、いざ、もう乗れなくなると思うと妙に乗りたくなるのが人間の不思議なところです。

この300系引退に合わせて様々な記念グッズが販売されるようです。記念の入場券、弁当、缶ビールなどなど。なかでも、「ありがとう300系引退記念弁当」はかなり力が入っています。JR東海のHPによると、次の様に説明されています。

『300系が全盛期であった当時(平成12年頃)、車内販売で最も人気のあった幕の内弁当のメニューをベースに、当時の味を再現しました。パッケージには、パーサーの提案を基に、300系の雄姿のほか、300系デビュー当時のパーサーの写真をデザインしました。また、裏蓋には、パーサーから引退する300系へ向けたメッセージを添えました。
さらに、当商品にはオリジナルの「300系の引退記念カード」(全4種類)が必ず1枚付いています。』


『・・・(全4種類)が必ず1枚付いています。』
必ず1枚、です。
どんなカードがついてくるか事前にわかるのでしょうか?わからないのであれば、4枚コンプリートするためには弁当4つではまず無理なのでしょう。

試しに大手ネットオークションサイトで検索してみました。カード1枚が希望落札価格2300円で出品されていました。私が見たときで1500円の値がついていました。これ、4枚コンプリートのものだと、結構な値になるのかもしれません。4枚のうち1枚だけ意図的に流通枚数を減らせば、レアカード扱いされカード目的で弁当の大人買い、という恐ろしい現象が起こせる・・・、なんて不埒なことを思わず考えてしまいました。

ちなみにこの弁当、1100円です。弁当より高い値段でおまけが売買される。いや、おまけだからこそ、新幹線だからこそ、高い値段で売買されるのでしょう。









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