作成日:2012/03/21
星を継ぐもの
確定申告も終了し、ちょいと仕事が落ち着いたので、小説を読み始めました。
「星を継ぐもの」(ジェイムズ・P・ホーガン 著) です。いわゆるSF小説です。
3週間ほど前、神戸に友人に会った際、その友人から薦められた漫画の原作です。
最近、小説は春秋戦国時代のものしか読んでいなかったので、随分時代が先に飛んでしまいました。
出版社のHPでその内容を次のように紹介しています。
月面調査員が真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体は何と死後五万年を経過していることがわかった。果たして現生人類とのつながりはいかなるものなのか。やがて木星の衛星ガニメデで地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……。
漫画も同時に購入しました。小説とは違う展開でなかなかおもしろいです。
漫画→原作 というよくある図式ではありますが、ある程度内容が分かったうえでの小説ですから、とっつきはよかったです。
読めばおもしろいんですが、活字の時点で敬遠してしまう。まず興味を持たせる・内容を理解してもらう・感情移入がしやすいという点では、漫画というか、映像をまじえて表現するという手段は非常に優秀です。しかし原作本来のおもしろさを100%伝えることはなかなか困難です。漫画→ドラマ、小説→漫画、小説→映画などなど。別物として楽しんだ方がよさそうです。
今更ながら、活字の難しさと面白さを再認識させられました。