お知らせ
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作成日:2012/04/11
地味な事ほど重要



先日テレビで脳の話をしていました。
人間の脳の中で、言葉の理解や表現をつかさどる脳の部分を言語野と言うそうです。
この言語野、ブローカ野・ウェルニッケ野・弓状束の3つから成り立っているそうです。

ブローカ野は、ことばを発する役目を担っています。
ウェルニッケ野は、ことばを理解する役目を担っています。
弓状束は、ブローカ野とウェルニッケ野の2つを接続する役目を担っています。

この3つの部位は神経でつながっていて、互いに協調しながらことばの機能を保っています。

おもしろいのは、この言語野が脳の右半球にあるのか左半球にあるのかは個人差があるということです。つまり、人によってどちらにあるのかわからないということです。

そのため、脳のどちらに言語野があるのかを調べるために、患者に数字を数えさせながら、特殊な薬で脳の神経を一時的に働かなくさせるそうです。右半球の神経を働かなくさせて数字が数えられなくなったら、右半球に言語野がある、と。

このテレビ番組、脳腫瘍を治療する話だったんですが、腫瘍を治療する人もすごいですが、言語野がどこにあるのか調べる検査の手法を編み出した人はもっとすごいと思いました。

正に縁の下の力持ち。








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