作成日:2012/06/28
知る人ぞ知る
相続税や贈与税の税金を計算する場合、土地や建物、株式などを、
まず、”いくらなのか”評価する必要があります。
そして、その評価額を基礎に税金を計算することとなります。
こういった財産の評価については、財産評価基本通達という通達があり、
これに基づいて評価することとなります。
とはいっても、この通達だけを読んでいきなり評価する訳ではなく、こういった通達に解釈をつけ、更に具体例や通達よりも下の情報、はたまた判例なんかを盛り込んだ書籍を購入して利用していました。
私がよく使っている本は、「具体事例による財産評価の実務」という本で、10年以上ほぼ毎年購入し続けています。しかし、作者が忙しいらしく、22年3月改定版が出たあと、出版がされていません。
知り合いの公認会計士の先生が、最近、この本が欲しくて書店を片っ端から調べたそうですが、
どこにもなく、結局、この本古いものを結構いい値段で購入したそうです。
専門書って、そうそう再販されるものではないので、一度品薄になると、手に入らない事が多いです。
それだけ貴重な訳で、欲しい人は定価以上でも欲しいものです。
先日、たまたま地元の本屋に用事があり、この本のことを思い出し有無を尋ねたところ、
「在庫1冊あります」との返事。
当然、注文しておきました。さて、いくらで譲ろうか・・・。