毎年2月と8月にちょっぴり預金が増えてることはありませんか？預金の利息ってやつです。

「郵便局で定期にしとけば、10年経ったら倍になってたなあ。」

などという話も今は昔。そんなちょっぴりな利息にも実は税金が天引されていました。

天引されていた税金は下記の3種類
所得税　　　　　 15％
復興所得税0.315％
利子割　　　　　　 5％

このうち利子割という税金については、平成28年1月1日以降支払われる利子について、
天引が廃止されることとなりました。
ただし、法人が受取る利子に限ります。

この利子割、赤字であれば還付を受けることができます。ただ、預金の利息の額がちょっぴり
なもんで、還付金額1円なんてことはよくあります。
そんな1円のために、役所の人は申告書をチェックし、還付手続きをしたり、問い合わせをしたり、それこそ何百円ものコストをかけていたのです。

「さすがに馬鹿らしいよね」

ということで今回の改正となりました。
今更感はありますが、事務手続きが簡素化されることは大歓迎です。