お知らせ
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作成日:2012/01/23
サムライ交流会



先日、松山商工会議所主催のサムライ交流会に出席してきました。
サムライ交流会とは、弁護士・公認会計士・税理士・社会保険労務士・中小企業診断士などの士業の個人からなり、相互の能力向上の士業の活躍の場を広げると共に、地域企業への専門ノウハウの効果的な提供を図る事を目的とする団体(松山商工会議所「サムライ交流会」実施要項より)です。
この日は記念すべき第1回の交流会ということもあり、尼崎商工会議所のサムライ研究会 副会長の小柴学司先生(公認会計士)の記念講演がありました。内容は、今、尼崎が非常に盛り上がっていること、サムライ研究会の変遷、活動内容の紹介などでした。
小柴先生自身は企業のM&Aが専門分野とのことで、そのあたりのお話も伺いたかったのですが、今回は他の商工会議所の異業種研究会の動向を聞くのが目的でしたので、残念ながらお話を聞くことができませんでした。
しかしながら、小柴先生の専門がM&Aであること、話す口調に妙に聞き覚えがあったことから、普段は滅多に行かない(!)2次会に参加し、いろいろとお話しをさせていただきました。結果、実は私が名古屋の税理士法人に勤めていたころ(10年近く前です)、先生からM&Aの仲介について、お話を伺ったことがわかりました。当時、実務をこなしつつ不足する知識の習得など、生活は多忙を極めており、とにかく無我夢中であまり記憶がないのが正直なところです。にもかかわらず、小柴先生の口調を耳にしたとき、「あれ?どこかで聞いたことがある」と思いました。覚えてる内容といえば、小柴先生がM&Aの報酬で京都で豪遊したという、いわばどうでもいい話で、肝心のM&Aの仲介の話はまったく覚えていませんでした(小柴先生、申し訳ないです)。
我々のお客様の大半は税務に詳しくはありません。難しい内容をできるだけ平易な言葉で伝えて理解していただくことが我々の仕事です。そのために我々は存在しているのです。また、どんなに平易な言葉を使っても、興味を持っていただけなければ、その話はお客様の心に残りません。
いわゆる余談というものは、そこの会話のやりとりだけ聞けば正に無駄な話かもしれませんが、何かを聞く人の心に残し、その話し手を思い出させるきっかけにしてくれるものなんだと思います。
M&A→豪遊→小柴先生、という風に。

改めて会話の重要性を痛感させられた出来事でした。

心に残る話し方(と内容)、勝手にお手本にさせていただきます。








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