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毎年恒例、椿まつりが始まりました。今年は１月２９〜３１日の３日間です。
椿まつりとは、伊豫豆比古命神社（別名、椿神社）で旧暦１月７、８、９日に行われるまつりで、毎年約５０万人の参詣客が訪れるという、それはそれは規模の大きいまつりです。このまつりの期間、神社までの参道はすべて交通遮断され、多数の露店が立ち並びます。また、このまつりが終わると冬の寒さも和らぐため、伊予路に春を呼ぶまつりとも言われるそうです。

実はこの椿まつり、小学生の時行って以来、まったく行ったことがありませんでした。当時の記憶と言えば、やたら遠くてバスが混んでいた、ぐらいです。神社がどうこうという記憶はまったくありません。
という訳で、せっかくなので行ってみました。３０年振りです。まつりの初日、唯一の休日、快晴という、悪条件（？）が重なり、とてつもない人の出でした。臨時駐車場に何とか車を押込み神社に向かいました。大量の露店と参詣客に阻まれ、本殿に着くまでに３０分、本殿で参拝しそのあと商売繁盛の俵とおたやん飴（金太郎飴みたいなもんです）を購入し来た道を戻ること４０分、ようやく駐車場に戻れました。

朝の渋谷駅ほど行儀は悪くありませんでしたが、なかなかの人の混みようで、久しぶりに人酔いして気持ち悪くなりました。そして気持ち悪くなると同時に３０年前のとある記憶が蘇りました。あまりの人の多さに同じように人酔いして、「椿まつりには二度と行かん」と思ったことを。

ただ、神社は悪くありません。悪いのは人混みです。神社自体は好きなんで、今度はなんでもない平日にお参りすることにします。